ジョバンニの耳
- 作者: 西崎専一
- 出版社/メーカー: 風媒社
- 発売日: 2008/01
- メディア: 単行本
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同僚の西崎専一先生からいただきました。さっそく昨日読了いたしました。
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』を読み解いた「ジョバンニの耳」の章は、「この世」と「あの世」を結ぶ「銀河鉄道(の音)」と「音楽」というテーマで、とても説得的なものとして読ませていただきました。
「ゴーシュの音楽美学」の章は本書のほぼ半分を占める力作ですが、『セロ弾きのゴーシュ』論として大変共感して読ませていただきました。僕自身、子供の頃とても好きだった『セロ弾きのゴーシュ』。音楽であれなんであれ「ほんものと出会う」という感覚を教えてくれた本でしたが、西崎先生のゴーシュ論はそれを音楽的な側面からも裏書きしてくれるものでした。
簡単な感想で申し訳ありませんが、ここに記することで感謝の意を表したいと思います。
よい本です。学生の皆さんにもお勧めです。ぜひお求めください。
p.s.そういえば、以前に次の著書もいただいておりました。ぱらぱらと眺めただけで放置しておりました。近々読ませていただきたいと思います。とりあえず、紹介だけさせていただきます。
- 作者: 西崎専一
- 出版社/メーカー: 風媒社
- 発売日: 2006/02
- メディア: 単行本
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